れとろボックス。

日記。その日の心の備忘録。卓上の言葉たち。

2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

君の背中越しに見る空

けして鮮やかとは言えない青春時代、筆を持って僕の前に現れて、気づけば隣にいた彼女はもういない。 それから絶えない終わらない、そして永劫に消えないだろう罪悪感が代わりに隣で立つようになった。 素直に悲しめず、純粋に手を合わせることができない僕…

しおり

どれだけ意識的に生活をしていても、必ず小さなものから大きいものまで、失敗をしてしまう。それは失言だったり仕事だったりとまちまちで、そんな出来事一つ一つを思考が蓋をして、熱を直に感じてしまう。 あぁ、あの時の僕の言葉は間違っていたかもしれない…

冬を踏む

一夜で白銀となった景色はけれど、その色同様に私の心までは白くしてくれなかったのだ。 肌に当たる風が痛くなってきて、思わずマフラーに顔をうずめたりなんかするけれど、結局上手に歩けなくて前を向く。寒さに体が緊張して肩が上がってしまうから、家に帰…